高齢犬の床ずれ予防におすすめのマットレス

病気・体のトラブル 老犬介護

すぐ実践できる高齢犬の床ずれ防止策!悪化させない方法は?

2020年2月4日

寝たきりの高齢犬の肌トラブルに多いのが床ずれです。

 

昨日まで何ともなかった部分に

いつの間にかできてしまう厄介ものですよね。

 

床ずれはひどくなると痛みを伴うだけでなく

感染症など新たな病気の原因にもなります。

 

高齢犬の床ずれはできる前の予防と

早期発見、早期治療が大切です。

 

作らない!悪化させない!高齢犬の床ずれ対策

作らない!悪化させない!高齢犬の床ずれ予防対策

そもそも床ずれ(褥瘡)ってなぜできるの?

床ずれの対応策についてお話する前に、

そもそも床ずれとはなんぞや?

というお話をしようと思います。

 

床ずれのメカニズムを理解しないまま

対策法だけを学んでも

臨機応変に対応できないですからね。

 

皮膚に穴が空く床ずれ(褥瘡とも言う)は

体とマット(床)の接地面が圧迫され

血流が悪くなることで、

皮下細胞が壊死して起こります。

 

同じ姿勢でいる時間が長いほど

体の同じ場所が圧迫され続けるため

寝たきりの高齢犬や、寝返りが苦手な犬は

床ずれができやすいのです。

 

足の関節や腰や肩甲骨、顎など、

骨ばった部分はとくに床ずれになりやすいので

注意が必要です。

 

また、足腰が弱い犬が立ち上がるときも要注意。

 

顔や足を床に擦り付け、

体をよじったりもがいたりして

なんとか立ち上がれると言う場合、

床とこすれる頬や、足の関節に

床ずれができやすくなります。

 

すぐできる対策も!床ずれ予防法

床ずれを予防する、

そしてできた床ずれを悪化させない

そのためには血流を促し、

清潔を心がけることが何より大切です。

 

誰でもできる!血流促進マッサージ

老犬の床ずれ予防にはマッサージが有効

今すぐにでも、そして誰にでもできるのが

血流を促すマッサージです。

 

マッサージと言っても

専門知識がなくても大丈夫です。

 

愛犬の体や顔をまんべんなく

撫でてあげればオッケーです。

 

関節をほぐすのも有効ですが、

脚腰に持病を抱えている場合は

無理に関節を曲げ伸ばしすると

却って負担になる場合があります。

 

愛犬の体に痛みがあるのなら

体を撫でるだけにとどめてくださいね。

 

こまめな寝返りを

寝たきりやそれに近くなると、

わんちゃんは思うように寝返りできません。

 

飼い主さんが寝返りを手伝ってあげましょう。

 

理想的な間隔は、

1~2時間に1回程度

 

ですが、外出しているなどで

こまめに寝返りを打たせられない場合や、

体の向きを変えられると嫌がる

わんちゃんもいると思います。

 

そう言う場合は、

クッションやタオルなどを使って、

背もたれを作ったり

抱き枕のように股に挟むなどして、

楽な姿勢をキープできるように

サポートしてあげるといいですね。

 

体圧分散できるマットを使用する

高齢犬の床ずれ予防におすすめのマットレス

床ずれを防止するためには

一点に体重が集中しないことが大切です。

 

寝たきりの高齢犬には

体を面で支えるようなマットをおすすめします。

 

ペット用マットは

高反発のものや低反発のものが

色々と売られているので

あなたの愛犬の状態に合わせたマットを選びましょう。

 

私個人の意見としては、

まだ起き上がれるのであれば

高反発マットを、

寝たきりならば

低反発マットと高反発マットの併用をおすすめしています。

 

理由や詳細はこちら↓の記事に紹介しています。

ご参考ください。

高齢犬に負担をかけないマットレスはどれ?

 

蒸れ厳禁!清潔な環境づくりを

床ずれの悪化を防止するためには

清潔な環境を整えることが重要です。

 

愛犬のベッドは清潔に保てていますか?

 

ベッドがひどく汚れていたり、

ジメジメしていると雑菌が繁殖しやすくなります。

 

おしっこシートを敷いている場合は

濡れたまま放置しないようにしましょう。

 

吸水性に優れたシートであっても、

乾いた状態と同じ湿度を保つことはできません。

 

また、マットレスは通気性の良いものや

濡れても乾きやすいものを選ぶと良いですね。

 

ただし床ずれ(褥瘡)を乾かすのはNG

犬の褥瘡を乾かすと悪化する

マットは湿らせないことが大切ですが

床ずれの傷(褥瘡)も乾燥しては良いかと言えば

そうではありません。

 

傷を乾燥させることで治りが遅くなり、

より悪化させてしまう可能性があるからです。

 

できてしまった床ずれを直すのに有効なのは湿潤療法です。

読んで字のごとく湿らせる方法ですね。

 

この方法については下の記事にご紹介しています。

よく言われいてるラップを使う方法よりも

個人的にオススメしている方法です。

犬の褥瘡に最適な湿潤療法はラップではなく〇〇を使う

 

骨ばった部分にサポーターを

愛犬の体の骨ばった部分や、

床ずれができやすい部分に

サポーターを付けるのも有効です。

 

関節部分に人間用の靴下や

リストバンドをはめると

関節が保護できます。

 

また、古着やタオルなどの端切れで

関節をカバーし、

その上からネット包帯を被せると

簡易サポーターになりますよ。

 

サポーターは締め付けすぎると

却って血流を妨げるので、

外れない程度にゆとりあるサイズのものを

利用してくださいね。

 

その他には寝返りの章でご紹介したように、

クッションやタオル、毛布等を利用し、

骨ばった部分が直接体やマットに触れないように

姿勢を整えてあげてください。

 

とにかく栄養!栄養!!

褥瘡予防と治療には栄養補給が大切

栄養を摂ることで

必然的に血行がよくなります。

 

血行が良くなると、

床ずれを防止できるだけでなく、

できてしまった床ずれの回復を早められます。

 

寝たきりやそれに近い状態になると

食欲が減ってくると思いますが、

そう言うときは食事の見直しが大切です。

 

老犬の食欲低下の理由は一つだけではありません。

 

例えば運動量の低下、不安・ストレス、

病気、食べる行為が苦痛、などなど

いろいろな理由が考えられます。

 

あなたの愛犬の食欲低下の理由はなにか?

それを探って、

食事方法の改善や、内容の見直しなど

適切な対応をしましょう。

 

食欲が低下したわんちゃんへの対応策は

下の記事にまとめています。

小食になった高齢犬の栄養摂取はどうする?

 

病気などが理由で食事がとればい場合は

かかりつけの医師の指示に従ってくださいね。

 

-病気・体のトラブル, 老犬介護
-, , , , , ,

© 2024 シニア犬の健康ケアに欠かせないポイントは?