国産のドッグフードは危険?

シニア犬の食事管理

”国産ドッグフードが危険”の理由に納得!粗悪な原材料の正体とは?

2018年11月7日

「国産ドッグフードは危険」「粗悪品」と

耳にしたことはないでしょうか?

 

「国産」という理由で全てを粗悪品と

決めつけるのは間違いですが、

国産製品の中に粗悪品があるのも事実です。

 

粗悪なフードには本来犬が食すべきではない

原材料が入っています。

 

粗悪なドッグフードを食べるとどうなるの?

国産のドッグフードは危険?

質の悪いドッグフードを食べると

以下のようなリスクを負うことになります。

(犬によって個体差アリ)

  • 胃腸に負担をかける
  • 便に異常が現れる
  • アレルギーを発症する
  • 肌トラブルを引き起こす
  • 重大な病気の原因となる
  • 肥満の原因となる
  • 涙やけ(流涙症)を引き起こす

涙やけを根本的に治すには?

 

もちろんフードだけが原因というわけではありません。

 

不健康なわんちゃんは生活面で見直すべき点も

あることでしょう。

気づかないうちに愛犬を不健康にしているNGな飼い方

 

ですが、健康状態に最も影響を与えるのが「食」です。

 

毎日与えるものだから、私達は犬の体に

負担をかけない商品を選ぶ必要があります。

 

では実際に粗悪なドッグフードには

どのような原材料が含まれているのでしょうか?

①穀類の含有量が多い

国産ドッグフードが危険な理由

まず1つ目のチェックポイントは、

穀類の含有量が多いということ。

 

原材料表のトップ3が穀類で占められているような

ドッグフードは、かさ増ししてコストを抑える

低品質なドッグフードと言えます。

穀物の何がいけないの?

犬は本来完全なる肉食動物です。

 

人間と共生する過程でやや雑食になってきていますが

それでも基本的に穀類を消化するのが苦手なのです。

 

穀類はカロリーが高いのですが、

とりわけ消化機能が衰えているシニア犬からすれば

穀物たっぷりのフードは胃腸に負担をかける

粗悪なフードであることは間違いありません。

覚えておきたいシニア犬ならではの健康管理方法

 

また穀類の中でも小麦はわんちゃんの

アレルゲンとして代表的な食材ですので

とくに多量摂取に気をつけたほうがいいでしょう。

 

グレイン(穀類)フリーのドッグフードが

支持されるのにはこのような理由があるのです。

②肉の詳細不明(〇〇ミール等の記載)

国産ドッグフードが危険な理由

「牛肉」「チキン生肉」など肉の具体的な種類が

記載してあるものは安全ですが、

「〇〇ミール」と欠かれた原料の中には

注意が必要なものもあります。

 

肉の”ミール”とは?

ミールというのは、肉や骨や内臓の部位や、

副産物などがくだかれて撹拌されたものの総称です。

 

肉部分以外の様々な部位の栄養も取れるので、

単純にミール=体に害があるもの、というわけではありません。

 

鮮度が良い良質なミールなら良い栄養補給ができます。

 

だったら〇〇ミールの何がいけないの?

国産ドッグフードが危険な理由

良質なミールは問題ありません。

 

しかし、ミールの質はピンからキリまであるんです。

 

中には4Dミートと呼ばれる

dead(死んだ)、dying(死にかけの)、

disabled(生涯を持つ)、diseased(病気の)

肉が利用される場合もあるようです。

 

実際のところ、4Dミートに関しては

海外では使用を規制されているので、

国内産のミールにもこれらが使われている

というのは噂に過ぎないのかもしれません。

 

しかしミールの質は商品価格と比例しますので、

6Kgや10kgの大量の大袋を1000円足らずで

買えてしまうような商品に使われる

ミールの品質には期待しない方が良いのが正直なところです。

 

フードが原因で病気にかかったりしたくありませんよね。

 

③正体不明の動物性油脂を使用している

国産ドッグフードが危険な理由

原材料に「動物性油脂」と漠然と記載されている場合、

その油脂は固まるタイプの動物油脂が使われている

可能性があります。

 

風味やコクがアップするので嗜好性が高まりますが、

その分血流を悪くする恐れがあったり、

消化の負担となるので、体に良いとは言えません。

 

動物性の油脂ならさらっとしていて固まらない

魚由来のオイルが望ましいです。

 

④添加物を多用している

原材料表示の下の部分を見てみると、

着色料や保存料、pH調整剤、酸化防止剤、香料など

見なれない添加物の記載が目につくかと思います。

 

添加物が全て有害というのは大げさかもしれませんが

例えば、色の識別が苦手な犬にとって着色料は不要ですし

香料で嗜好性を高めるフードなんて与えたくありませんし

1ヶ月で消費してしまうフードに1年分の保存料は不要ですよね。

 

添加物にはガンやその他の病気の発症リスクを高める

ものもあるので、過剰な添加物摂取は避けたいところです。

絶対”国産ドッグフード=危険”で”海外製=安全”なの?

国産ドッグフードのイメージ

世間一般的に”国産”や”日本製”であることは

品質を保証するためのアピールポイントとなります。

 

しかし、ドッグフードの場合はそうではありません。

国産ドックフード=危険という刷り込みができています。

 

ではなぜ国産のドッグフードが危険と言われるのか?

その理由は原産国の規制の厳しさの違いにあります。

 

日本で流通している外国産ドッグフードは

プレミアムフードと呼ばれる高品質なものが一般的です。

 

これらはペット先進国の欧米諸国の厳しい基準のもとに

作られたフードです。

 

一方、日本のペットフードの基準はそこまで厳しくないので

最低限の基準を満たせば安くて低品質なフードが

いくらでも作れてしまうんです。

 

ですから、日本の基準に則って作られた

リーズナブルな多種多様なドッグフードが

店頭にズラッと並ぶのはおかしなことではありません。

 

そして、その安価な国産ドッグフードと

外国のルールに則って作られた海外のドッグフードを店頭で比較すると、

国産ドッグフードが劣ってしまうのは当然といえば当然かも知れません。

 

とはいえ、外国産、国産どちらにも

良いフード、悪いフードはあります。

 

ドッグフードを選ぶ際は、

原産国以上に原材料に注目して選んでみてください。

 

日本国内で購入可能な原材料ナンバーワンフードはコレ。

 

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