犬の健康に良いオイル

シニア犬の食事管理

犬にオススメのオイルは?亜麻仁油とフィッシュオイルはどっちが良い?

2019年1月9日

オメガ3脂肪酸を豊富に含むオイルが

犬の健康に良いと言われています。

 

オメガ3系オイルといえば

植物由来のもの、動物由来のもの

さまざまな種類がありますが、

犬にとってもっとも相性のいいオイルは何でしょうか?

 

オメガ3脂肪酸は犬に与える効果とは?

犬の健康に良いオイル

オメガ3脂肪酸は犬にも人間にも必要な栄養成分です。

⇒シニア犬の健康に必須な栄養素は?

 

犬においてオメガ3脂肪酸にはこのような働きが

期待できます。

  • 健康的な皮膚や被毛の維持
  • 関節や足腰の健康維持
  • 関節炎の軽減
  • 眼(網膜)の健康維持
  • 心臓や血管、血液の健康維持
  • 脳や神経の活性化
  • 脂肪蓄積予防
  • 免疫機能アップ
  • 代謝促進
  • アレルギー症状の緩和

 

どれも若々しい健康な肉体維持には

欠かせない効果ですよね。

 

動物には体内で合成・生成できる栄養成分もあるのですが、

このオメガ3は体内で生成できません。

 

つまり、体外(食事)から摂取しなければならないのです。

 

このためドッグフードにはオメガ3脂肪酸を高配合した

商品もあります。

(この商品はオメガ3配合で栄養バランスもおすすめです

オリジンシニアドッグフード

 

ですが、十分量のオメガ3脂肪酸が含まれている

ドッグフードは限られています。

 

そのためいつもの食事にプラスしてオメガ3脂肪酸を含む

オイルをトッピングすることは有効といえます。

 

亜麻仁(アマニ)油、サーモンオイル、フィッシュオイル…どれが一番良いの?

トイプーイメージ

オメガ3脂肪酸を豊富に含むオイルを代表するのが

亜麻仁油やサーモンオイルに代表される魚油

ではないでしょうか?

 

とくに亜麻仁油(アマニ油)は近年、人間界でも人気の食用油ですよね。

 

ダイエット効果や免疫力アップ効果がある

だけでなく、食物繊維も豊富でいてクセがないので

健康食材として様々なメディアで取り上げられています。

 

では犬にとって最も優れた食用油はというと、

植物由来の亜麻仁油ではなく、動物由来の

サーモンオイルやフィッシュオイルをおすすめします。

 

その理由は体内に吸収される工程の違いにあります。

 

まず植物由来の亜麻仁油の場合は成分に含まれる

αリノレン酸を体内に取り込んだのち、

これをDHAやEPAに変換し、栄養成分として活用します。

 

この変換作業には消化酵素が必要なのですが、

人間ほど消化能力に優れていない犬たちは、

効率的な変換作業が苦手なんです。

 

一方、魚由来のサーモオイルやフィッシュオイルは

もともとDHCやEPAが含まれているため

変換作業をせずとも体内に吸収されます。

 

また独特の魚臭も犬たちにとっては

食欲を刺激する「いい匂い」ですから

ドッグフードを好んで食べない子でも

オイルトッピングでもりもり食べるという

ケースもあるんですよ。

 

オメガ3オイルを与えるときに注意すべきこと

NG

いくら効能が多いオイルだからと言っても

脂肪ですから多量に与えると太る可能性もあります。

 

また与えすぎには怖いリスクもあるんです。

⇒犬を飼うなら絶対やってはダメな行動とは?

 

それは血液がサラサラになりすぎてしまうこと。

 

サラサラになりすぎると出血した際に

止血しづらいという可能性もありますから

給与量は必ず守ってくださいね。

 

ドッグフードに豊富に含まれている場合は

無理に与えなくても良いかもしれません。

 

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